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古典ガール-高校古典の品詞分解と現代語訳-

高校古典の品詞分解と現代語訳の最強決定版です。これで定期試験やノート作り対策もばっちり。LINEで友達に広げて、カフェでワイワイ勉強会。

去来抄 下京や 現代語訳

去来抄 下京や 下京や・・・(京の下町、下京では、しばらく前から降り積もった雪が、家々町々を白く覆っている。そこに今夜は気温も上がり、雨がやわらかに降っていて、)雪の上の夜の雨という風情が、下京の雰囲気に何ともぴったりに感じられることだ。  この句は、当初初句がなかった。 先生をはじめ門下の皆々もいろいろと初句を置きまして、(先生が)この「下京や」の初句にお定めになった。 凡兆は「はあ。」と答えて、まだ納得のいかない様子である。 先生のおっしゃるには、「凡兆よ、おまえは立派な仕事としてこの初句をつけよ。もしこれ以上の句があるなら、私は二度と俳諧を口にしないつもりだ。」とのお言葉だった。 私去来の言うには、「この初句のすぐれていることは、誰もみなわかっていますが、これ以外にないだろうとは、どうしてわかりましょうか、いや、わからないでしょう。 このように議論して定めたことを、他門の人が聞きましたら、笑止千万に思っていくつもの初句を置かれるだろう。 他門の人がこれでよいとしてお置きになった句は、また我々にはきっと変にちがいないと、思うことでしょう。」

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