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古典ガール-高校古典の品詞分解と現代語訳-

高校古典の品詞分解と現代語訳の最強決定版です。これで定期試験やノート作り対策もばっちり。LINEで友達に広げて、カフェでワイワイ勉強会。

八月十五日夜、宮中に独り直し、月に対して元九を思う 現代語訳

漢文・漢詩 現代語訳

八月十五日の夜、宮中(御所)で独り宿直し、月を眺めながら元九のことを思う

銀台のあたり、宮城一帯は、ひっそりとして夜は更けてゆく。

私は独り宿直して、あなたのことを思いつつ、殱林院にいる。

十五夜の、昇ったばかりの月の光(それを仰ぎ見ていると)、

二千里のかなたにいるあなたのお気持ちが思われる。

そちら、渚宮の東側には、もやのかかった波が冷たく光っていることだろう。

ここ、浴殿の西のあたりからは、時を告げる鐘の音が、深まった夜に響いてくる。

それにつけても気にかかるのは、今夜の清らかな月の光を、あなたは眺めておられないのではないかということ。

あなたのおられる江陵は、土地が低くて湿気が多く、秋の曇り日の多いところと聞いておりますから。

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