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古典ガール-高校古典の品詞分解と現代語訳-

高校古典の品詞分解と現代語訳の最強決定版です。これで定期試験やノート作り対策もばっちり。LINEで友達に広げて、カフェでワイワイ勉強会。

狐、虎の威を借る

虎の威を借る 虎百獣を求めて之を食らふ。狐を得たり。狐曰はく、 「子敢へて我を食らふこと無かれ。天帝我をして百獣に長たらしむ。今、子我を食らはば、是れ天帝の命に逆らふなり。子我を以て信ならずと為さば、吾子の為に先行せん。子我が後に随ひて観よ。百獣の我を見て、敢へて走らざらんや。」と。 虎以て然りと為し、遂に之と行く。獣之を見て皆走る。虎獣の己を畏れて走るを知らず、以て狐を畏ると為すなり。 (狐が)虎の威光を借りる 虎はあらゆる獣を探しては食べていた。或る時、狐をつかまえた。すると狐は言った、 「あなたはわたしを決して食ってはいけない。(なぜなら)天帝はわたしを百獣のかしらにしてくれている。もしも、あなたがわたしを食べたなら、それは天帝の命に逆らうことになる。もし、あなたが、わたしの言うことを信用できないと思うのなら、わたしはあなたの前を歩いてみましょう。あなたはわたしの後からついて来て見ているがよい。あらゆる獣がわたしのことを見て、どうして逃げないことがあろうか。」と。 虎は、この話をきいてとそのとおりだと思い、(そこで)そのまま狐について行った。獣たちはそれをみて皆、逃げた。(ところが)虎は獣たちが(逃げるのを見て)、自分を恐れて逃げているのに気づかず、狐を恐れて逃げるのだと思った。 日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス