読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

古典ガール-高校古典の品詞分解と現代語訳-

高校古典の品詞分解と現代語訳の最強決定版です。これで定期試験やノート作り対策もばっちり。LINEで友達に広げて、カフェでワイワイ勉強会。

俊頼髄脳 沓冠折句の歌 現代語訳

俊頼髄脳    沓冠折句の歌  沓冠折句の歌といったよみかたがある。十文字ある事物の名前を、(歌の五)句の上と下に(それぞれ一字ずつ)置いてよんだ歌である。  「合わせ薫き物少し(ください)。」といった内容を(各句の上下に)置いてよんだ歌、 哮坂も・・・哮坂の関も夜更けになれば、往来を取り締まる関守もいなくなる。(同じように、ここも夜更けになれば人目がなくなるので、)訪ねて来るなら来なさい。もし来たなら、帰さないで愛してあげよう。 この歌は、光孝天皇が、後宮の女御・更衣たちに差し上げなさったのだが、だれも意味がわからず、それぞれ返歌を差し上げなさったのだが、(その中に)広幡の御息所と申した方(だけ)が、ご返歌はなくて、練り香を差し上げたので、(天皇は)和歌のたしなみの深いことだと感心なさっていたと、語り伝えている。  「をみなへし・花薄」といったことを、(各句の上下に)置いてよんだ歌、小野の萩・・・小野の萩は、(去年の)秋に見たときとすっかり変わって、たくさん増えている。あなたを長い間訪れなかったのは失敗だったなあ。萩でさえ一年の間にこんなに変化しているのだから。(あなたがこんなに美しく成長したと知っていたら、放っておきはしなかったよ。) この歌は、各句の下に置いた「花薄」を、逆から読まなければならないのである。これも一つのよみ方である。 日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス